写真家の横木安良夫によるkaoRi氏批判がこれまた熱い

荒木経惟に対するkaoRi氏のmetoo告発に対して、広告写真家の横木安良夫が熱い批判を展開しています。


横木安良夫は今69歳で、詳細はこちらを見ていただきたいのですが、20世紀の終盤に大いに広告分野で活躍した大物です。松任谷由実に安全地帯にプリンセス・プリンセス、資生堂、コーセー、花王、キヤノン、ミノルタ、ホンダなどなど、超大手クライアントが目白押し。すげえよ。ほんと。

 ではその横木先生が何をおっしゃっているのか。

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 「契約書やほとんどギャラがなかったことはどうでもよい。仕事ではない芸術活動だ。恋人の写真を撮るのにいちいちお金を払う写真家は少ない。」

 まあそれはそうでしょうよ。でもそれを売って金儲けするのであれば、まずは了解取るのが当たり前。お金だって払うのが当たり前。

 「いくら利益がでようが契約書がなくまして口約束がなければ支払う義務はない。」

 義務は無いかもしれませんが、恋人やそれに類する存在に対する、人としての道義や倫理は、普通はあるべきですね。契約書も約束も無いから一切お金払わないよーなんて、ブラック企業のやり口そのものですね。怖いですね。

 契約書も約束も無くても、いっぱいお金入って来たら、パートナーにもいっぱいお金を渡すのが、カッコいい大人だと思いますがいかがでしょうか? 契約書も約束も無いからお金払う義務は無いと明言するおっさんはカッコいいですか?


 


 「芸術という特殊な、現代においての価値観は、憲法よりも上にたつ」

 人によりどちらを優先するかは異なるとは思いますが、法律には従う方が良いと思います。アーティストは反社会的勢力じゃないんだから。それに表現の自由そのものも、日本においては憲法が守ってくれているんですよ? 天に唾するとはこのことかも((o(´∀`)o))ワクワク

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 「傷ついたのならいつでもやめることが出来る。何しろポルノ女優のようにお金も契約もないのだ。」

 何言ってるか若干わかりづらいですが、ポルノ女優と違って契約書も契約金も無いから、いつでも辞められたんじゃないのってことですかね。しかしkaoRiさんの文章を読むと、荒木経惟が言葉巧みに彼女を丸め込んで逃さないようにしていた気配です。

 本当にフェアなおっさんなら、毎回「今回はこういうコンセプトで、ギャラはこれだけ。どうしますか? 今回は止めておきますか? ご協力いただけますか?」と確認するだろーよ。常に「あなたにはこれをやらない選択肢があります。よく考えてご判断下さい」と確認し注意喚起してあげるのが、真っ当なおっさん。それをしなかった側の責任不問で「いつでも辞められただろう」はいかがなもんか。


 
 
「kaoRiさん今あなたがすることは荒木経惟を許してあげることだと思う」

 おいおいおいおい! おい!

 全て不問で水に流せとな?

 どこまで女性を都合良く使いたいんですかみなさん。
 kaoRi氏はnoteでの告発以前に何度も何度も荒木経惟側に話し合いを申し込んでは不誠実な対応をされてきたわけです。だから最後の最後、もうこれしかないということになった。そう私は読みましたが、違いますかね?

 荒木経惟が誠実に話し合いに応じて金銭や権利関係の和解を成立させていれば、metoo告発なんかされませんでしたでしょう?

 「荒木さんに限らず、写真の撮影は(中略)ハラスメントぎりぎりのことがあります」

 ならばこそ、モデルさんには事前に丁寧に説明し、信頼関係を作り、権利と心身の健康、身体の安全を守るために出来ること全てやって、きちんとした書類を作り、高額なギャラを払うべきでしょう。それをしなかった人は、ハラスメントぎりぎりの作品制作などするべきではなかったんじゃないかな。



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by waka_moana | 2018-04-12 08:55 | 余談